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台北行きの高速バスは高速道路の渋滞もあり、淡水河を渡って台北市内で高速を降りるまで3時間以上を要した。終点の台北駅隣接のバスターミナルまで行かずに、MRT民権西路に近いホテル最寄りのバス停で下車したが、1時間近い遅延。新幹線の半額のバス代が、年寄り割引で更に半額になったので、まあいいか。
夕食は、日系のサンルート台北を定宿にしていた一時期によく来ていた、雙城街夜市へ。円安と物価高で、日本のサンルートより高いので、近くのコスパの良いホテルにした。賑わっている夜市の客の大半が地元民と思われるが、各店の看板には日本語を併記している。

▲ 賑わう雙城街夜市
ここで臭豆腐に初チャレンジ。揚げ臭豆腐が比較的食べやすいと言われているので屋台で注文したら、その場で揚げてくれた。最初の一口は“臭い!”だが、二口目からは美味しくいただいた。缶ビールはコンビニで買って持ち込み。

▲ 臭豆腐にチャレンジ
屋台をもう一軒はしごしてお腹を満たしたあと、かつてサンルートに泊まっていた頃に、よく夜食を食べに訪れた台湾スイーツの店を探したが、引退したのか他へ移ったのか、夫婦で営んでいた屋台は見つけられなかった。

▲ 屋台をもう1軒はしご
台湾7日目は松山空港から夜便で帰国予定。台北で1日あるので、最近の開業も含む2箇所のLRTに乗りに行くことに。まずは、ホテルから歩いて雙連朝市へ。

▲ 雙連朝市
亞麻小米葱餅の看板が出ていたので、焼きたてをテイクアウト。亞麻は日本語の亜麻と同じで、小米はキビ、葱はタマネギのことらしい。中国語の“餅”は小麦粉をこねて平らにして焼いたもので、もち米をついた日本の餅に相当するものは年糕。

▲ 亞麻小米葱餅の店
廟の前にあったベンチで、亞麻小米葱餅の朝食。

▲ 廟の前で葱餅で朝食
台北捷運(MRT)雙連駅から淡水信義線に乗車する前に、券売機でICカードの悠遊卡にチャージ。使い方の説明画面は日本語にも対応。

▲ 券売機で悠遊卡にチャージ
入線してきた淡水行きに乗車。国鉄淡水線をMRTに転換した路線で、国鉄時代は客車列車が台北駅から地上を走っていた。MRTも、次の民権西路を過ぎると地上に出て、高架線に駆け上がる。

▲ 捷運淡水信義線
終点淡水の一駅手前の紅樹林で下車。MRTのホームは地平にある。改札を出て線路沿いに100mほど行くと、LRTの新北捷運淡海軽軌の高架ホームがある。ここは台北市ではなく新北市。MRTは台北捷運がそのまま後入れているが、LRTは新北捷運の運営。
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▲ 紅樹林駅
淡海軽軌の始発、紅樹林駅のホームは1面2線。2018年に先に開業した緑山線の崁頂行きと、2020年に延伸した藍海線の淡水漁人碼頭行が途中駅で別れるが、行き先によって左右のホームを使い分けている。スペインのCAF製やフランスのアルストーム製の輸入車で運行する高雄捷運環状軽軌と違い、淡海軽軌ドイツからの技術導入ではあるが国産車の台湾車輛製5車体連節車を採用。

▲ 軽軌の紅樹林駅
自動改札機はなく、ホーム上には自由に立ち入れる。ホーム上に改札用の端末を設置している信用乗車方式。青い“進站”には乗車時に、赤い“出站”には下車時にタッチする仕組み。上から順に、QRコード、タッチ決済対応のクレジットカード、悠遊卡などの交通系ICカードの読み取り部分が並んでいる。

▲ 乗車時にタッチ
ホーム上には、女の子と動物のメルヘンチックなキャラクターがいる。台湾の絵本作家、ジミー・リャオ(幾米)の作品らしい。

▲ ホーム上にジミー・リャオ(幾米)の絵本のキャラクタ

▲ ここにもいる
高架のホームの向こうには、台北市内から流れ下ってきた淡水河。台湾海峡にそそぐ河口が近く、川幅が広い。

▲ 高架のホームから淡水河
駅の番号が、緑山線は紅樹林のV01から順に、V11の崁頂までふられている。途中で分岐する藍海線はV28からV26で止まっているが、今後の延伸計画にある駅の番号を空けているのでしょう。

▲ 淡水軽軌の路線図
淡水漁人碼頭に向かうつもりで、先発の崁頂行きを見送った。高層マンションが見下ろす高架線を上っていく。

▲ 高架橋を走るLRT
次の列車が高架線を下ってきた。崁頂行きと淡水漁人碼頭行きは、概ね交互に、ほぼ10分毎に発車するダイヤが組まれているが、何故か朝のこの時間帯だけ崁頂行きが2本続く。

▲ 折り返しの列車が到着
分岐駅の濱海沙崙まで、崁頂行きに乗って先行することに。車内の配色は寒色系。座面と同じ紺色の背ずりの席は博愛座(シルバーシート)。

▲ 台車部分の床が微妙に高くなっている
台車のある奇数号車はクロスシートで、台車のない偶数号車はロングシート。全低床車だが、台車部分の床が微妙に盛り上がっているのて、車軸のある車輪を使用しているのかもしてない。

▲ 台車のない中間車はロングシート
LRTは、淡水河から少し奥まった位置に敷設された高架線のスラブ軌道を快調に走る。

▲ 高架線上の駅
高架線上の駅は、相対式のホームを有する立派な駅。周辺は既に高層住宅の林立している地区や、まだこれから開発が始まる地区があるが、かつては国鉄のローカル線の終点であった、古い淡水の街のイメージはない。

▲ スラブ軌道の高架線
分岐駅の濱海沙崙の手前で地上に降りると、芝生軌道を行く。

▲ 地上に降りる
路線図では、この先は緑山線の崁頂方面が直進し、藍海線の淡水漁人碼頭方面が分岐して曲がるように描かれているが、

▲ 分岐駅の濱海沙崙駅
実際には、駅を発車後に交差点を直角に右折するのが崁頂行き。この交差点の部分だけ架線が無く、濱海沙崙に停車中にパンタグラフを降ろす。スーパーキャパシタからの給電で発車し、交差点を過ぎると走行中にパンタグラフを上げて、そのまま進行。

▲ 架線のない交差点
崁頂からの紅樹林行きが、交差点を渡って濱海沙崙駅に進入。

▲ 交差点を渡る
1面2線の島式ホームに、紅樹林からの淡水漁人碼頭行きが入線。ちなみに、漁人碼頭はフィッシャーマンズ・ワーフのこと。

▲ 淡水漁人碼頭行きが来た
この車両、運転席背面の壁面がドアも含め全面ラッピングで、客室内から前方の見通しがきかない。

▲ 運転席壁面のラッピング
車内のシートの一部には、幾米の絵本のキャラクタが座っている。

▲ 幾米の絵本のキャラが乗っている
クロスシートの部分は避け、博愛座も空けてあるが、日本なら混雑時に座れないとクレームになりそう。

▲ ここにも座っている
高齢女性の居眠り用には役立っているのかも。

▲ 高齢者に囲まれている
この編成、車両の内外にも幾米のキャラクタのラッピング。

▲ 車体の側面にもラッピング

▲ 車体の側面にもラッピング