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枕流閣と常春斎

パンフレットの案内図にしたがって、官邸に上って来た時とは別の道を下っていくことに。

▲ 帰り道の紅葉

ここの紅葉もなかなかに見ごたえがある。

▲ 帰り道の紅葉

途中にある伝統的な韓屋建築の枕流閣は、青瓦台より歴史があり、20世紀初頭に景福宮の宴会を行うところとして建てられたもの。青瓦台一帯は、もとは景福宮の後苑のあった場所で、こちらが本家かも。

▲ 枕流閣

野生のリスを見つけた。大都会ソウルの中で、ここは豊かな自然が残る場所。

▲ 野生のリスがいた

坂道を降りたところに、広い芝生の広場を多くの木々が取り囲む緑地園。銀杏の黄葉が陽に映える。

▲ 緑地園では銀杏の黄葉も

緑地園の向こう側、一段高くなったところに常春斎。

▲ 緑地園の向こうに常春斎

青瓦台を訪れる海外の貴賓を迎える儀式会場や、非公式の会議場などに使われた場所。

▲ 常春斎

日本統治時代には、朝鮮総督府官舎の別館である梅花室があった場所で、1983年に韓屋建築として新築。

▲ 常春斎周辺の紅葉

常春斎周辺の紅葉も見事。

▲ 常春斎周辺の紅葉

常春斎の裏手には、紅葉を映す池もある。

▲ 常春斎近くの池

青瓦台の見学を終えて正門から出た後で、別棟の迎賓館と記者会見場だった春秋館を見ていなかったことに気づいた。また次回にとすることに。

▲ 景福宮の神武門前から見た青瓦台


裏門から入る景福宮

青瓦台の正門と向き合っているのが、景福宮の北側にある裏門の神武門。最寄りのメトロ3号線景福宮駅まで、景福宮の中を通り抜けていくことに。

景福宮は朝鮮王朝の王宮。ソウルにある五大王宮の中で最大のもの。16年ぶりの訪問だが、

▲ 景福宮の神武門

裏から入ったので北から南へ、通常の観光とは逆コースをたどることに。神武門の隣にある集玉斎は、朝鮮王朝後期の王、高宗の書斎だったところ。左側の八隅亭、右側の協吉堂とつながっている。

▲ 集玉斎

乾清宮は高宗の住い。1895年の日本による明成皇后暗殺事件の現場となったところ。

▲ 乾清宮

紅葉の香遠池に浮かぶ香遠亭。

▲ 香遠亭

銀杏の落ち葉を敷き詰めた黄色い絨毯。

▲ 銀杏の絨毯

王の寝室だった康寧殿。

▲ 康寧殿

王妃の寝室だった交泰殿。

▲ 交泰殿

交泰殿の裏にある峨眉山。立っているのは暖房に使うオンドルの煙突だとか。

▲ 峨眉山

池の上に建つ慶会楼は、王が宴会を開いた場所。

▲ 慶会楼

韓服を着た若い人が多い。韓服で来ると入場両が無料になるのだとか。まだ屋外でもマスク姿のコロナ明け前。

▲ 韓服姿の若い人

勤政殿は公式行事を行う場所。王の即位式や外国の使節との謁見に使われた。

▲ 勤政殿

勤政殿内の王の玉座。

▲ 勤政殿の玉座

勤政門は勤政殿への入口。

▲ 勤政門

興禮門は景福宮の正門である光華門に続く2番目の中門。日韓併合により日本がこの場所に朝鮮総督府の庁舎を建て、独立後は政府庁舎、その後博物館として使われてきた。2001年に旧朝鮮総督府庁舎を解体撤去のうえ、興禮門が復元された。

▲ 興禮門

光化門は景福宮の正門。旧朝鮮総督府庁舎撤去の後、2010年に本来の位置に戻された。ということは、前回訪問時はこの場所で、守門将交代儀式を見たが、光化門ここから横にずれた場所に建っていたようだ。

光化門を出て、メトロの景福宮駅へ。神武門から光化門へ、逆コースで辿るのは、なんとなく不自然。

▲ 光化門


南大門市場

昼食は韓国うどんのカルグクスにしようと、メトロを乗り継ぎ南大門市場へ。平日の昼間だが賑わっている。カルグクス横丁の場所がよくわからない。通りにゼッケンをつけた公式観光ガイドの若い男性に英語で尋ねたら“日本語でどうぞ”と返ってきた。

▲ 南大門市場の賑わい

教えてもらったカルグクス横丁の入り口は、洋品店のこんな狭い隙間。これでは気づかずに通り過ぎてしまうわけだ。

▲ カルグクス横丁の入り口

お昼過ぎの内部は大混雑で熱気むんむん。まずは座席の確保のため、食べ終わりそうな客の後ろにピッタリくっついて待つ。

▲ 賑わうカルグクス横丁

席にありつき、店のおばちゃんに注文すればすぐに出てくる。後から追加でキムチなども。カルグクスとセットになっているらしい。

▲ 昼食にカルグクス


金浦空港から羽田へ

南大門市場からソウル路7017を通ってソウル駅へ。広域電鉄1号線で永登浦。ホテルに預けていた荷物をピックアップして、ソウルメトロ5号線の新吉駅へ。金浦空港に向かうメトロの車内で、日本入国時に必要となる Visit Japan Web サービスへの登録を忘れていたことに気づく。ちょうど運悪くこの日から、以前に登録していた My SOS アプリの運用が終了して、Visit Japan Web サービスに一本化。

▲ 文化駅ソウル284

メトロの車内で新たに Visit Japan Web サービスのアカウントを取得してパスワード設定。住所、氏名、パスポート番号など、My SOS のときと同じ個人情報を再入力し、帰国の便名を入れて、コロナワクチン3回接種証明をアップロード。検疫の部分の画面がフリーズしたのが、いつまでもクルクル回って先に進まない。税関申告の方は登録ができた。

コロナ明け半年前の金浦空港国際線ターミナルは、閑散としてる。

▲ 閑散とした金浦空港国際線ターミナル

アシアナ航空にチェックインして荷物を預けたら、モニター画面で自分の荷物が流れていくことが確認できるまで、近くで待てとのこと。預け荷物からリチウムイオンバッテリーでも見つかり、戻されてくることが多いのか。

搭乗までの時間で、Visit Japan Web サービスの検疫に関する登録を何度も試みたが、クルクル回るだけでQRコードが表示されることはなかった。デジタル庁よ、出来の悪いサイトを何とかしてくれ、とこの時は思っていたが。

▲ 荷物が流れていくところを確認する

アシアナ航空の金浦→羽田便も、この時点ではLCCなみの小さな飛行機A321だったが、往路の関空→仁川便と違って座席にモニターがあり、温かい食事が提供されるとともにビールも積んでいた。この格差は何だ。

▲ 羽田便は温かい食事が提供された

羽田に到着後、検疫のQRコードの有無で振り分けられ、持たない人は長距離を歩かされて別室へ。担当のお姉さんがパスポートやワクチン接種証明等を預かり、パソコンで必要事項を入力。A4の用紙1面の巨大なQRコードを印刷してくれた。これで入国できる。

ネットから登録できなかったと伝えたら、搭乗便到着予定日時の6時間前までに登録を済ませる必要があるのだとか。クルクル回ったままフリーズのようになっていないで、6時間を切ったので登録できないと表示してくれよデジタル庁! コロナ明け前には、こんなものが必要でしたというエピソードです。

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2024/ 8記


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