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芝生軌道のビルバオトラム

グッケンハイム美術館のすぐ横、川沿いの芝生軌道を行くトラム。

芝生軌道を行くトラム

400番台の3車体連接部分低床車は、ウルボス1。運転席から前方のドアの手前まで、動力台車上は高床に。

▲ CAF のウルボス1

正面から見ると同じ形状だが、500番台の車両がやってきた。

▲ CAF のウルボス2

路線の延長時に追加で導入したのでしょうか、モデルチェンジした5車体連節全低床車は、ウルボス2。

▲ ウルボス2は5車体連節全低床車

 


サン・セバスティアンへ

ビルバオからサン・セバスチャンへ。ツアーバスでの移動では面白くないので、抜け出して鉄道で移動できないかネットで情報収集してみると、今朝見かけたバスク鉄道の電車がビルバオからゲルニカ、サン・セバスティアンを経て、フランス国境を越えてすぐのアンダイエまで運行しているのを見つけた。

でも、ビルバオからサン・セバスティアンまでの所要時間が、高速バスの1時間20分程度に対してバスク鉄道は2倍の2時間40分を要し、両都市間の移動には使い物にならないことが判明し、おとなしくツアーバスで行くことに。

 ▲ サン・セバスティアンのホテルに到着

美食の街サン・セバスティアンのホテルは、街の中心部から直線距離なら2kmほど。夕食をとりに旧市街に向かうため、最寄りのバス停の位置や系統別の時刻を調べ、ストリートビューで予習もしておいたが、途中までツアーバスで送ってもらえることに。

バスが停車できる場所が限られているようで、下車したのは地下のバスターミナル。地上に出ると、目の前には renfe の駅。スペイン語のサン・セバスティアンはバスク語ではドノスティアというらしく、高速バスの行先には“Donostia”だけを表示していて紛らわしい。renfe の駅名は両者を併記しているが、バスク語を先に掲げている。

 ▲ renfe のサン・セバスティアン駅

街にはウルメア川が流れ、駅前に架かる3連のアーチ橋は、両岸に2基ずつの凝った装飾のある白い方尖塔を持つ、マリア・クリスティーナ橋。

▲ 駅前のウルメア川に架かるマリア・クリスティーナ橋

河口に向かって川沿いに行くと、同じく3連のアーチ橋のサンタ・カタリーナ橋。緑地の向こうに新市街のビル群。

▲ 新市街のビル群

サンタ・カタリーナ橋を渡りながら下流側を見ると、ビスケー湾口に架かるクルザール橋。この左側の奥が旧市街。

▲ クルザール橋

川沿いのオケンド広場には、中央にアントニオ・オケンド提督像。背後は、サン・セバスティアン国際映画祭の会場にもなる、ビクトリア・エウヘニア劇場。

▲ オケンド広場のアントニオ・オケンド提督像とビクトリア・エウヘニア劇場

公園を挟んで建つ名門、マリア・クリスティーナホテル。

▲ マリア・クリスティーナホテル

 

サン・セバスティアン旧市街のバル巡り

広場の先、旧市街の入口に建つ市民の台所、ラ・ブレンチャ市場。旧市街はビスケー湾に突き出す半島にあり、背後の山は半島の先端の小高い丘、モンテ・ウルグル。

▲ ブレンチャ市場

狭い旧市街の行き止まりに、サンタ・マリア・デル・コロ大聖堂。

▲ サンタ・マリア大聖堂 

この周辺がバル街になっていて、狭い通りは夕食に繰り出してきた観光客で大賑わい。サン・セバスティアンのバルが発祥で、日本でも流行ったバスクチーズケーキの店、ラ・ビーニャ。

▲ バル ラ・ビーニャ

店の奥の厨房では、チーズケーキを手作り中。

▲ チーズケーキ製造中

行列に並んで、バスクチーズケーキをテイクアウト。

▲ チーズケーキをゲット

スペインの夕食時間にはまだちょっと早い20時だけど、何処のバルも大混雑。カウンターの片隅に空きスペースを見つけたこの店で、

▲ こちらのバルで

ヴィノ・ブランコ(白ワイン)とタパスにありついた。

▲ ワインとタパス

 2軒目は何処にしようかと、旧市街をウロウロしていて見つけた憲法広場。

▲ 憲法広場

次は、カウンターのガラスケースに入ったピンチョスを指さしで注文できるバルへ。

▲ 指差しで注文できるバル

セルベッサ(ビール)とともにいただきます。

▲ セルベッサとともに

旧市街の入口にあるタクシー乗り場まで戻り、ホテルへ。デザートはトロットロのバスクチーズケーキ。

▲ バスクチーズケーキ

 


モンテイゲルドの丘

スペイン3日目の朝は、ツアーバスで急な坂道を上ってモンテイゲルドの丘へ。山の上の駐車場から、塔の向こうに見えるホテルの先が、

▲ モンテ・イゲルド

展望台になっていて、眼下に砂浜の広がるコンチャ湾とその向こうにサン・セバスティアンの街。半島の先端にはモンテウルグルの丘。湾口に浮かぶのはサンタクララ島。絶景が広がるけど、お天気がちょっと惜しい。

▲ コンチャ湾のサンタ・クララ島と向こうに旧市街とモンテ・ウルグル

赤茶けた大地のスペインのイメージとは全く異なる、緑豊かなバスク地方。

▲ サン・セバスチャン市街地

丘の上に建つ施設は遊園地らしい。この展望塔の場所には、その昔は灯台が立っていたのだとか。

ふもとからここまで、1912年に開通した木造車体のクラシックなケーブルカー運行している、本当はこれに乗ってみたかった が、自由が利かないパックツアーではやむなし。https://www.monteigueldo.es/monte-igueldo-funicular

灯台があった場所に立つ展望塔