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ルクソール神殿
ルクソールのナイル川東岸にはもう一つ、市のほぼ中央、駅の近くにルクソール神殿があります。3500年前にカルナック神殿の副神殿として建築が始まり、ラムセス2世によって増改築がなされたそうです。その後イスラム教が入ってくると、神殿の中に不似合いなモスクが割り込んで建っています。
入口の第1塔門の両側には、1対のラムセス2世の座像がありますが、オベリスクは向かって左側に1本だけ。右側にあったオベリスクはフランスに運ばれ、パリのコンコルド広場に立っているそうです。
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オベリスクとラムセス2世像のルクソール神殿 | ファルーカの浮かぶナイル川 対岸が王家の谷 |
神殿の横を流れるナイル川に浮かぶ白い帆掛け船ファルーカ。その対岸に見える赤茶けた岩山が、歴代の王が眠る岩窟墓が掘られた王家の谷です。
ナイル川の西岸王家の谷
ルクソールのナイル川には橋がありません。死者の都ネクロポリスへはフェリーで渡ります。バスに乗り換えて行くと、まず最初に現れるのがメムノンの巨像、今は他には何も残っていませんが、ルクソール神殿を建てたアメンホテプ3世の葬祭殿があったところだそうです。
破損の激しいラムセス2世の葬祭殿を通って岩山のふもとに来ると、切り立った断崖を背景に古代エジプト建築の最高傑作といわれる、ハトシェプスト女王葬祭殿がそびえています。壁面には女王の功績をたたえた壁画が一面に掘られ、その権力を現代に伝えています。1997年の秋に数十名が犠牲となった、イスラム過激派による外国人観光客襲撃事件が発生したのはここのテラスです。
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メムノンの巨像 | ハトシェプスト女王葬祭殿 |
山の裏側にまわると、現在までに64の王墓が見つかっている王家の谷です。そのいくつかが公開されており、中に入ることができます。
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岩山の続く王家の谷 | ラムセス6世の墓の天井画に描かれたヌト女神 |
どの墓も玄室には石棺がおかれ、多くの墓では副葬品が納められていたであろう、周囲の部屋や通路に至るまで、古代エジプトの神々の姿やヒエログリフが見事に描かれています。墓の内部は撮影禁止のため、ラムセス6世の墓の玄室の天井に描かれた、天空の女神ヌゥトが昼と夜を司る有様をうつした絵はがきから1枚アップしておきます。残念ながら私の行ったときには、62番のツタンカーメン王の墓は閉まっていました。
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ツタンカーメン王の墓は閉鎖中 | サトウキビ列車の線路 |
王家の谷は砂漠の岩山ですが、ナイル川に近くまで戻ると周辺はサトウキビ畑。ナローゲージの線路を見かけました。収穫時にはサトウキビを満載したトロッコが走るのでしょう。