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サン・ミッシェル大聖堂
ベルギー最終日、5日目はホテルをチェックアウトして、荷物を預かってもらい、1日券を買ってメトロで都心に向かいます。
正面に高さ69mの2つの塔がそびえるサン・ミッシェル・エ・ギュデゥル大聖堂は、13世紀400年をかけて建造されたブリュッセル市内で最古の大聖堂。ベルギー王室の冠婚葬祭にも使われる、ベルギーで一番格式の高い教会です。
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今日も1日券を買ってメトロでお出かけ | サン・ミッシェル大聖堂 |
'99年には、ベルギー王室フィリップ皇太子とマルチド皇太子妃の結婚式がここで執り行われたそうで、内部にはそのときも含め、王室に関連する写真も飾られています。
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サン・ミッシェル大聖堂の内部 王室に関連する写真も |
トラムでサブロン広場へ
少し先の国会議事堂近くの停留所から、トラムでサブロン広場に向かいます。週末のため、朝のトラムの運転間隔が開いています。やってきた旧型連接車の車内はクロスシート。イスラム系の乗客が目に付きます。
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トラム旧型連接車とその車内 |
ノートルダム・デュ・サブロン教会が建つサブロン広場で下車すると、通りの向こうが緑豊かなプチサブロン広場。噴水の上には16世紀のスペイン支配時に専制政治に抵抗して処刑されたとされる2人のブロンズ像が立ち、その周りを中世ギルドの像が取り囲むように並んでいます。
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プチ・サブロン広場 | ノートルダム・デュ・サブロン教会 |
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ノートルダム・デュ・サブロン教会の内部 | グラン・サブロン広場のアンティーク市 |
15世紀のゴシック様式のノートルダム・デュ・サブロン教会はステンドグラスが綺麗。教会に続くグラン・サブロン広場には、週末になるとアンティーク市が開かれます。
今度のトラムは、3車体連接の全低床車。車内はセミクロスシート。これなら、自転車も楽に乗れます。
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新型低床トラムとその車内 |
サンカントネール公園からトラム博物館へ
乗り換え時に、メトロの構内の一角に売店を兼ねたカフェテリアを見つけ、ピザとビールで少し早い昼食に。チンするピザですが、お味はまずまず。
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5系統のメトロは新型車 | メトロの構内のカフェテリアでピザとビール |
ブリュッセルの東の郊外にあるトラム博物館に向かいますが、週末13時のオープンまでまだ時間があるので、メロード駅でメトロを途中下車。地上に出るとサンカントネール公園の凱旋門がそびえています。公園の裏から入ったようで、凱旋門の上の勝利の馬車の像がお尻を向けています。
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サンカントネール凱旋門 | 右ハンドルのロンドンタクシー |
凱旋門をくぐると、門から続くアーチ状の回廊が美しい姿を見せます。ここは1880年にオランダからのベルギー独立50周年を記念して開催した博覧会場の跡地が公園となったそうで、凱旋門も50周年記念門と して、そのときに建設されたのだとか。近くのサンカントネール博物館の前には何故かロンドンタクシーが停まっています。右ハンドルだから本物でしょう。
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トラム博物館に向かう44系統のプレメトロは旧型連接車 |
再びメトロに乗り、モンゴメリーでトラムに乗り換えます。地下通路の先でトラムが待っています。ここもプレメトロかなと思ったら、モンゴメリーを発車したトラムはすぐに地上に出て、郊外の瀟洒な住宅地を走ります。
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トラム博物館前のトラム | 低床車の台車に注目 |
トラム博物館前で下車すると、目の前が車庫の建物を活用したトラム博物館。右奥の2棟は車庫として使われ、現役の車両が出入りしています。トラム博物館のオープンは週末だけ。
博物館の多くの車両は動態保存されていて、クラシックトラムが博物館の入館客を乗せて営業路線に乗り入れ、ブリュッセルの東部に広がる広大なソワーニュの森の中を走ります。
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車庫を利用したトラム博物館 | トラム博物館前のトラム |
トラム博物館は、こちらで詳しくご紹介しています。
オールドトラムで小旅行は、こちらで詳しく紹介しています。
EU本部と理事会
トラム博物館の見学とオールドトラムの乗車を終え、トラムとメトロを乗り継いで戻る途中、シュリーマンで途中下車してみました。ブリュッセルはヨーロッパの首都、地上に出るとEU本部が、道を隔ててEU理事会があります。でも、今日は土曜日。周辺は閑散としています。
路線図を見ると、EU本部前からホテルのあるルクセンブルグ駅前までバスがあるので、停留所を探してみました。ところが時刻表を見ると、この路線は平日のみの運行。
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EU本部 | EU理事会 |
それなら国電でと、シュリーマン駅に向かいます。ホームに人が集まっているので聞いてみると、どうやら電車が止まっているようです。夕刻のICEでドイツに向かうので、余裕を持ってホテルで荷物をピックアップして駅に向かいたいと思い、メトロでホテルに向かいます。
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ブリュッセルの市バスとその車内 自転車はレンタサイクル |
荷物があるのに国鉄が使えないので、メトロでブリュッセル南駅に向かうことに。最寄り駅までわずかな距離ですが、バスに乗ります。こんな時は、ノンステップ車はありがたい 。
ブリュッセル南駅からドイツへ
フランクフルト行きICEの発車まで、時間があるのでブリュッセル南駅のフードコートで早めの夕食に。そろそろお米が恋しくなってきたころ、アジアンフードのコーナーにナシゴレンを見つけて注文。 紙パックにたっぷり入ってきますが、なかなかいい値段です。ビールは置いていないとのことで、別の店にないか探し回る羽目に。
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ブリュッセル南駅構内のカフェテリア | ナシゴレンとビールで早めの夕食 |
ホームにICEが入線して来ます。電車タイプのICE3です。中間には、食堂車ではなく半室カフェテリア車両を連結しています。カフェテリア内の座席数は少なく、先に駅で食事を済ませていて正解 でした。隣のホームには、パリ行きのタリスが発車を待っています。そういえば、側面に描かれた女性の顔が大きくなっているような。
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ICEの隣にTGVが到着 | タリスと並ぶICE |
向かいのホームにフランスからのTGVが到着します。ICEと接続をとっているのでしょう。壁の向こうのユーロスターも含め、4車種全てが出会うのは、ここブリュッセル南駅 だけでしょうか。
18時25分、まだまだ陽が高い中、ICEは定刻にフランクフルトに向け、ブリュッセルをあとにします。
旅のヒント
ベルギーは、日本の四国の1.5倍ほどの面積の国です。平らな土地で隣国のオランダと同様に鉄道網が発達しており、国内各都市をインターシティーが15〜30分間隔でむすんでいます。中心に近いブリュッセルをベースにすれば、国内のどこでも日帰り圏になります。TGVやタリス等の国際列車を除けば、インターシティーもほとんどが自由席で、日本の新快速のイメージで気軽に乗車できます。
購入時に申し出ると、多少のプラス料金で途中下車できる切符を売ってくれます。ネットで料金を調べると、分けて買うより割安でした。
このほか、国鉄には任意の駅間で使える10枚綴りの回数券があります。計算してみましたが、ルクセンブルグからインターシティーでの入国時にルクセンブルグでゲントまで買ってしまったのと、ドイツへの出国時はブリュッセルからフランクフルトまで早割を使ったので、元を取るのはなかなか難しいと思いました。
週末に国鉄に乗るのであれば、片道運賃で往復切符が買えます。途中下車はできないので、立ち寄りたい街があればそこで分割した往復切符にするとよいでしょう。
よく似た両国ですが、プロテスタントのオランダと違ってカトリックのベルギーは食べ物がおいしいのがうれしいですね。また、オランダのようにクレジットカードが使えなくて困ることはありませんでした。
南のフランス語圏には行っていないのでわかりませんが、北部のオランダ語圏では英語がよく通じます。街中に英語の看板はありませんが、日本人にとって旅行しやすい国だと思います。
お役に立つリンク集
これからお出かけになる方や鉄道ファンの方に役立ちそうなリンクをそろえました
- ベルギーフランダース政府観光局 (日本語) ベルギー北部ブリュッセル、アントワープ、ゲント、ブルージュ等フランダース地方観光局公式ホームページ
- ベルギー観光局 ワロン・ブリュッセル (日本語) ブリュッセルとベルギー南部ワロン地方観光局の公式サイト 内容豊富
- ブリュッセル観光局 (英語、フランス語、オランダ語) ブリュッセル観光局の公式サイト
- ベルギー国鉄 (オランダ語、フランス語 、ドイツ語、英語) ベルギー国鉄公式サイト 列車の時刻検索もできます
- ブリュッセル市交通局 (フランス語 、オランダ語、英語) ブリュッセルのメトロ、トラム、バスを運行 路線図や系統別の時刻表が入手できます
- Delijin (フランス語 、オランダ語、英語) アントワープやブルージュなどフランダース地方のトラムやバスを運行 路線検索もできます
- Kusttram (フランス語 、オランダ語、英語) 世界最長の路面電車 Kusttram も上記 Delijin が運行
- ブリュッセルトラム博物館 (フランス語、オランダ語、英語) ブリュッセル トラム博物館の公式サイト 開館は4月の第1日曜〜10月の第一日曜の間の土日祝日13時30分から18時30分まで
- ベルギー鉄道博物館 ( オランダ語) メッヘレンにあるベルギー鉄道博物館 開館は5月の第一土曜日から10月の最終土曜日までの毎週土曜日14時から18時まで