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電車でユールマラへ
朝のラッシュ時間帯だけあって、リーガ駅には次々と電車が入ってきて、ホームに降りた通勤客が出口に向かいますが、日本のような混雑はありません。
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ラッシュ時間帯のリーガ駅 | ユールマラ方面の電車が入線 |
ユールマラ方面の電車は、終日概ね30分間隔で運行されています。ホームにリーガ終点の電車が6両編成で入線してきました。あとから取り付けたのでしょう、正面窓上にLEDの行き先表示があります。
しばらく停車後、そのままユールマラ方面に向かうようですが、大半の乗客はリーガで入れ替わります。念のために、ホームの乗客に切符を見せて行き先を確認してから乗車します。
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背ずりの低いビニール張りのシート | 背ずりの高いモケットのシート |
旧ソ連は線路幅の広い広軌だけあって、車両の幅も広く、車内は中央の通路をはさんで両側に6人がけのボックスシートが並んでいます。更新時期の違いでしょうか、同じ編成の中にビニール張りのシートとモケットのシートの車両が混在しています。
車端部がロングシートになり、つり革の着いた車両もあります。この部分の窓側に自転車を固定する金具が設けられ、車体に自転車マークが描かれています。
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検札中の車掌さん | マユァリ駅で下車 |
発車するとすぐに車掌が検札に来ます。念のために駅で買った切符が往復で発券されていることを確認しておきます。電車は吊りかけモーターですが、性能上の最高速度は130km/h。でも、各駅停車でのんびりと流して走っています。途中駅は無人駅でしょうか。2人の車掌さんが3両ずつ分担して車内で発券しています。
駅名は、駅舎に書かれているだけ。日本と違って、ホームに駅名の表示が全くありません。車内放送はあるのですが聞き取れず、下車駅が近づいてくると落ち着いて車窓を眺めている余裕が無くなってきました。車内にまわってきた車掌をつかまえて聞くと、あと2駅とのこと。
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マユァリ駅を出て行く電車 | マユァリの瀟洒な住宅 |
リーガから30分程でマユァリに到着。ここで多くの乗客が下車します。駅舎の中で、帰りの電車の時刻をメモしてから海岸に向かいます。途中には、広い芝生の庭のある瀟洒な一戸建住宅が並んでいます。
ユールマラの海岸
ユールマラの海岸には白い砂浜が続きます。8月とはいえ、バルト海の水は冷たく、泳いでいる人は見かけません。ここは、海水浴ではなく、水着で日光浴にくる場所なのかもしれません。
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遠浅のマユァリの海岸 |
バルト海は、はるか沖の方まで遠浅で、海岸近くでは泳げるだけの水深が無いようにも見受けられます。平日の午前のユールマラ海岸の人影はまばらです。
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どこまで行っても遠浅のバルト海 美女と未来の美女と昔の美女 |
砂浜を、隣の駅までの距離を歩いてしまいました。海岸から1本中に入ったユールマラのメインストリート、線路や海岸と並行するユァマス通りを通ってマユァリ駅に戻ります。
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メインストリートのユァマス通り | マユァリ駅の電車 |
リーガ駅へ
リーガに戻る電車を待つ間に、マユァリ駅のトイレを使ったら、こんな小さな駅でもトイレおばさんがいて有料です。正面が流線型タイプが入線してきました。先頭の運転台部分を交換し、プラグドアや固定窓化した更新車のようで、車内も綺麗になり、行き先や駅名のLED表示も付いていますが、吊りかけモータは元のまま。何故かこのタイプだけは正面の蛍光赤の警戒色が塗られていません。
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流線型の正面の更新車 | 台車と吊りかけモータ |
発車するとすぐに検札。車窓には森林が続きます。リーガへの帰りは、一度通ったコースですから余裕を持って車窓を楽しめます。途中駅で、蒸気機関車時代の給水設備を見つけました。
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ユールマラの途中駅 | 蒸気機関車の給水設備? |
リーガの手前に、駅に隣接して鉄道工場のようなところがあります。廃車なのか、ドアや窓枠もない色あせた車体に落書きをされた電車が留置されています。塗色は、旧共産圏の標準色、緑に黄色の帯。運転台側は、丸い共産圏の顔をしています。
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電車の先頭車 廃車でしょうか | 電車の中間車も並んでいる |
中には、まだ動けそうな車両も留置されています。これから更新工事に取りかかるのかもしれません。
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塀の向こうにディーゼルカーの姿も | リーガ旧市街が見えてきた |
やがて、車窓にはダウガヴァ川の向こうに旧市街が現れ、鉄橋を渡ると電車はリーガに戻ってきます。