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鹿港の天后宮

バスターミナルから、鹿港の南北のメインストリート中山路へ出て、まずは天后宮を目指します。清の時代の台湾では、台湾海峡に面した港は貿易で繁盛し、鹿港は台南に次ぐ存在で、台北をもしのぐ街だったのだとか。その後の発展から取り残されたためか、街中の至る所にある廟をはじめ、古い台湾が現代に残る街になっています。

天后宮へ向かう中山路 鹿港の天后宮

天后宮は、16世紀末に台湾で初めて民間信仰の媽祖廟として建てられ、海の女神である媽祖に航海の安全を祈ったのだとか。媽祖以外にも、月下老人をはじめ色んな神様が同居しているところが台湾です 。

きらびやかな屋根の上 天后宮の本堂
いろんな神様が祭られている 熱心に祈る人々

今日も境内のあちこちで、信仰の厚い人々が、長いお線香を持って熱心に祈りを捧げています。

 

牛舌餅と古市街

天后宮の周辺は、建具屋や提灯屋などの廟関係の品物を扱う店や、小吃と呼ぶ台湾版ファーストフードの屋台が並び、賑わっています。中でも牛舌餅は、牛に舌のように楕円形で長い形をした、ピーナツ餡の入ったパイのようなお菓子。鹿港の名物で、1つ6元と安くてとってもおいしい。

名物牛舌餅の店 鹿港は小さな廟が至る所にある

天后宮の近くで、南北のメインストリート中山路と西側で並行する裏道が古市街。近年、観光用に整備されたようですが、アンティークを扱う店などが軒を連ね、赤煉瓦の路と鹿港の古い家並みが楽しめる散策コースです。

きれいに整備された古市街 この三輪車 手作り感あふれてますね

 

九曲巷と龍山寺

古市街を抜けてさらに南へ、生活館あふれる商店や市場の建ち並ぶ街中の通りから入る路地の入り口の電柱に、九曲巷の看板が掛かっています。曲がりくねって見通しのきかない、静かな古い住宅街の路地は赤煉瓦で舗装され、通りや窓に植木がおかれています。鹿港の名所の一つですが、9個所のカーブがあるのでしょうか。こんな狭い路まで、ミニバイクが入り込んでくるのはいかにも台湾です。

     
九曲巷の入り口       九曲巷は住宅街の曲がりくねった小径

九曲巷を抜けると、そこにはまた廟があります。さらに南へ進み三民路をわたると鹿港一の名刹龍山寺です。正面の山門ではなく、横の門から境内に入ってしまったので、いきなり本堂の前に出てしまいました。写真は、山門から順に並べておきます。

鹿港の龍山寺

真ん中の写真にある八角形の天井は、“八卦藻井”と呼ばれ、細かい彫刻を施した木を釘を使わずに組み立てたものだそうです。ガイドツアーで訪れているグループもあり、中国語や英語で熱心に説明を聞いていますが、日本の旅行会社のパックツアーには入らないためか、この街で日本人は全く見かけません。

 

摸乳巷と鹿港駅

龍山寺から三民路を少し西へ、家の間の狭い路地の入り口に摸乳巷の看板が掛かっています。あまりに狭いので、この路地で横になってすれ違おうとすると、女性のおっぱいの先がが当たってしまうことから名付けられたのだとか。地球の歩き方を横にしてあててみましたが確かに狭いです。

摸乳巷の入り口 本当に狭い 路地裏に観光客

通り抜けている途中で、向こうから来た欧米系の小姐と横になってすれ違いましたが、背中を向けられてしまい、摸乳巷を確認できず。残念。それにしても、ただの住宅地の狭い裏道に観光客を呼ぶネーミングは大したものです。

鹿港駅舎 サトウキビ鉄道のDLでしょうか

19世紀には台北や台南と並ぶ都市であった鹿港は、鉄道が通らなかったので寂れたそうですが、摸乳巷から三民路を東に戻ると、中山路との交差点近くに鹿港車站(鹿港駅)の看板を掲げた建物があります。説明がないので確かなことはわかりませんが、かつてサトウキビ畑と製糖工場をむすぶトロッコが運行されていたようで、旅客営業も行われていたのでしょう。

かつてのサトウキビ鉄道の跡地でしょうか 繁華街中山路

新しく復元されたと思われる駅舎に片面だけのホームがあり、その先にL型のディーゼル機関車が1両展示されているところで線路は途切れています。何故か、機関車の前にドラえもんが。

彰化への帰りのバスは、鹿港のターミナルまで行かずに、鹿港車站近くの中山路のバス停で待ちます。今度は、小銭で43元用意していたのですが、運賃が47元だったか48元だったかに値上がりしていました。

 


化名物肉圓

彰化駅前でバスを降り、駅の窓口で台北へ帰る切符を買います。今日はここまで區間車を乗り継いできましたが、帰りは在来線の特急に相当する自強号で台北まで直通です。“ツーチャンハオ、タイペイ、イーチャン”で通じて、切符が出てきました。

阿璋肉圓の店 肉圓とスープ

自強号の発車までまだ30分余りあるので、夕食に彰化名物の肉圓を食べに行きます。駅から5分程度の所に、2件の老舗、彰化肉圓阿璋肉圓が向かい合って店を構えています。前回の彰化訪問時には、彰化肉圓で昼食にしたので、今回は阿璋肉圓へ。