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グランドキャニオン

3日目はグランドキャニオンに向かうため、国内線でラスベガスまで飛びます。飛行機は街のすぐ南にあるマッカラン国際空港に到着します。グランドキャニオンに向かう飛行機は、街を北に通り抜けたところにある北ラスベガスエアターミナルから出発します。

ラスベガスとグランドキャニオンをむすぶ小型機

クランドキャニオンはコロラド川がきざんだ全長450kmにもおよぶ巨大な渓谷で、深いところは1000m以上あるそうです。ラスベガスからグランドキャニオンの南の淵サウスリムへは10数人乗りのプロペラ機で1時間20分ほどかかります。この飛行機のよく揺れること、実にスリル満点です。

飛行機から見たグランドキャニオン グランドキャニオンサウスリムから見た雄大な風景

雄大な風景に見とれながらサウスリムが近づくと、窓の下に線路が見えてきます。グランドキャニオン駅にはSLが牽引する西部開拓時代の列車で来ることもできるそうです。

私の使ったツアーでは、前日午後にサウスリムに到着して夕暮れを鑑賞し、翌朝の日の出(残念ながら夜明けは雨になりました)を見た後、午前の飛行機でラスベガスに戻ってしまいます。4日目の朝、グランドキャニオン駅に行ってみたのですが、この時間帯はSLはおろか、客車も留置されてはいませんでした。

サンタフェ鉄道グランドキャニオン駅 グランドキャニオン駅の中にあった案内板

ちなみに列車時刻は、ウイリアムス発9:30−グランドキャニオン着11:45、グランドキャニオン発15:15−ウイリアムス着17:30だそうで、この列車を組み込んだ日本からのパッケージツアーもあるそうです。

 


ラスベガス

再び猛烈に揺れる小型機に乗って、砂漠のオアシスラスベガスに戻ってきました。ここはホテルはおろか、街全体がテーマパークのようなところです。JALの直行便就航のコマーシャルで、日本でもよく知られるようになりました。

街は大きなホテルが建ち並ぶストリップ地区と、アーケードの天井が巨大なスクリーンになった商店街のあるダウンタウン地区に分かれ、これらをつなぐ公共交通機関はバスです。観光地ですからバスの中は夜でも治安の問題はあまりないようです。

ルクソールという名のエジプトをテーマにした、スフインクスが鎮座するピラミッドのホテルに泊まりました。カジノの収益が大きいためか、一流ホテルのレストランでも10ドル少々でディナーが食べられます。

左下がダウンタウン 右上は大きなホテルが並ぶストリップ地区 ラスベガスの2つのホテルを結ぶ電車?

ストリップ地区のホテルの付属施設として、おもしろい乗り物があります。夜になると火山が噴火するミラージュホテルと、海賊船のショーを見せてくれるトレジャーアイランドホテルの間に無料の電車が走っています。2両1編成のみで、ケーブルカーのようにワイヤーロープに引かれて動くのですが、線路が水平なためつるべ式にはできず、車両の両側にロープが取り付けられて、どちらに動くときも引っ張る構造と見受けました。