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車両の検査年月と場所の表記のプレート。台北機廠と高雄機廠。日本の国鉄と同じ表記方法だけど、日本はペンキ書きでこんな立派なプレートはなかった様な。下は客車の側面のドア付近に設置して使われてきた、列車種別と行先に号車番号表示。屏東行の観光号6号車。基点の駅で作業員が蓋を開け、中のアクリル板を取り替える。

▲ 検査表記と行先等の表示

こちらも同じ検査表記と行先表示。枋寮行対号特快8号車。

▲ 検査表記と行先等の表示

30FS32300型寝台車(中国語で臥車)の大型模型。1962年に日本から3両を輸入し、1965年に1両を追加輸入。背後の写真を見ると、中廊下のプルマンタイプ。日本のA新大相当のように見受けます。活躍した期間は短く、1978年に廃車。最後の1両が解体されたのは1987年。

▲ 寝台車

貨車の分類と表記の一覧表。

▲ 貨車の分類と表記

貨車の側面に記載された記号や番号について解説。これも日本にそっくりですね。

▲ 貨車に記載された記号や番号

貨車の車体に、番号や表記を書き込むときに使ったステンシルプレート。

▲ ステンシルプレート

ステンシルプレートを作成するときの型でしょうか。左下のQRコードを読み込んでも、貨車の種類や番号の付け方の解説があるだけです。

▲ 貨車の番号や記号の型?

鉄道工場で作ったのか、ドラム缶から切り出した休憩用の椅子とテーブル。

▲ ドラム缶の椅子とテーブル

このお化けも、もとは車両の部品だったのでしょう。

▲ こんなお化けが

鉄道文物館の出口にある、のこ盤とポイント切り替え器。中央にぶら下がっているのは、もとは車両のエアータンクでしょうか。

▲ のこ盤、手動のポイント切り替え器

 

 その他の展示

台鉄の駅や博物館では、車両の部品やエンジンの部品等を使って組み上げたキャラクタを見かけます。これもその一つで、材料は台車の枕バネと軸バネでしょうか。

▲ 材料は台車の枕バネと軸バネ?

これは小さな子供が乗って遊ぶ遊具。

▲ 遊具の材料は台車のバネ?

材料は、台車を受ける車体側のボルスターでしょうか。

▲ 材料は車体の枕梁?

スポーク車輪を使ったベンチは、台鉄の施設で時々見かけます。

▲ スポーク車輪のベンチ

台鉄の代表的な車種が並んでいます。

▲ 電気機関車と太魯閣号、普悠瑪に蒸気機関車

これらも潮州機廠で製作したのでしょうか。そういえば、ここは台鉄の鉄道工場の博物館。同じ鉄道でも民間会社の台湾高鉄(新幹線)や、各都市のメトロのことは完全に無視しています。

▲ 新型区間車と新自強号にGEの電気機関車

鉄道文物館の前に発着で、広い敷地内の池の周りを一周する遊園小火車(ガーデンミニトレイン)を運行。台湾では大人と子供料金、無料の幼児を身長で分けているが、この列車は大人も子供も同じ100元(平日割引80元)で1歳未満が無料と、珍しい年齢別の料金区分。

▲ ミニ列車

 

 隣接する潮州機廠

フェンスの向こうは潮州機廠。右には職員通勤用の駅、南方小站のホーム。この線だけ電化している。

▲ 南方小站

韓国製の自強号の客車や、廃車と思われる南ア製の自強号の電車EMU1200型が留置。

▲ EMU1200型自強号

日本製のDMU2800型と思われるディーゼルカーの自強号も2両留置。南廻線の電化で廃車となり、鉄道文化園区内への搬入待ちだと思われます。

▲ DMU2800型自強号

その他にも多数の車両が並んでいます。有料ですが人数がまとまって事前に申し込めば、団体扱いで鉄道車両の整備工場の見学ができるそうです。

▲ 自強号や莒光号の客車が並ぶ

潮州バスターミナル行の607系統の路線バスが来ました。数人が下車したけど、帰りの便はまた乗客は1人だけ。

▲ 駅に向かうバスが来た


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