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バンクーバーの市内交通
バンクーバーの市内交通を一手に引き受けているのがB.C.Transitの市バス、トロリーバス、シーバスとスカイトレインよばれる無人運転のリニアモータカーです。これらの切符は共通で、90分以内であればトランスファーチケットをもらうことで、後戻りしなければ相互の乗り換えも自由です。
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重厚なCPバンクーバー駅と駅前のトロリーバス | CP駅裏でスカイトレインとCPの保存客車? |
スカイトレインはダウンタウンと市の南東の郊外をむすぶ1路線で、1986年の交通博の時に登場した鉄の車輪のあるリニアモータカーです。その後都営や大阪市営の地下鉄に導入されましたが、私がこれに乗ったときにはまだ日本にはなく、線路中央のプレートを珍しく感じました。無人運転のため正面は貫通扉以外に窓はなく、目隠しをしたような感じです。第3軌条から集電して、レールの上を走りますが、ホームのドアはありません。
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Studium駅で地下から高架になる | カラフルな車内は車端部を除きロングシート |
ダウンタウンにあるCPバンクーバー駅の地下、シーバスとも接続するWater Frontが始発で、3つ目のStudium駅から高架になります。4つ目のSience-World-Main street 駅で、CNバンクーバー駅と接続しています。大陸横断鉄道の旅客列車はCN駅から発車します。スカイトレインの各駅に改札はありませんが、往路では途中駅で抜き打ちの検札が乗って来ました。
B.C.Rail
ノースバンクーバーから北へ、日本でも名が知られた北米一のスキーリゾート、ウイスラーの先まで、B.C.Railブリティッシュコロンビア州営鉄道があります。この路線に途中のスコーミッシュまでの海岸沿いを、夏期の週5日間1日1往復、かつてCPの大陸横断鉄道で活躍した蒸気機関車、ロイヤルハドソンが牽く列車が運行されていました。
でも、バンクーバーに着いた翌日は、夕刻に発車する大陸横断鉄道でジャスパーに向かうことになっていて、ロイヤルハドソンがノースバンクーバーに戻る時間では間に合いません。せめて、朝のノースバンクーバーの発車シーンだけでも撮ろうと思っていたのですが、時差ぼけで寝過ごしてしまいました。残念。
今では、ロイヤルハドソンの運行は無くなっているようです。
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B.C.Railの貨物列車 |
ライオンズゲートブリッジに向かう市バスの車窓から、B.C.Railの貨物列車を見かけました。
VIA
Rail
いよいよ大陸横断鉄道に乗車です。米国のAmtrackと同様に、カナダでも鉄道の主体は貨物輸送です。各社の旅客部門は分離独立させて国が出資するVIA Railに統合し、線路を借用するかたちで運行されています。
現在では、バンクーバーとトロントを3日間でむすぶVIA Railのカナディアン号は、CNの路線を使って週に3便が運行されていますが、当時はCPのバンフ・カルガリー・ウイニペグ経由でバンクーバーとモントリオール及び途中で分かれてトロントをむすぶカナディアン号と、バンクーバーからジャスパー・エドモントン経由でCNの路線をウイニペグまで行き、カナディアン号に併結されるスーパーコンチネンタル号が、それぞれ毎日運行されていました。
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VIAの始発 CNバンクーバー駅 | 編成の中間にある食堂車はドームカー |
VIAの始発はCNのバンクーバー駅です。空港と同じようにチェックインの手続きをしてカウンターで荷物を預けます。カナディアン号は先に15時55分に出発したあとで、私たちの乗る17時15分発のスーパーコンチネンタル号が大きなディーゼル機関車を先頭に、青に黄色の帯の鋼製車とステンレスに青帯の客車を従えて、頭端式のホームに入線しています。
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1人用個室 ルーメットの室内 | リクライニングシートのコーチ |
機関車から順に電源車、預けたスーツケースを積む荷物車、コーチと呼ばれる座席車が2両、屋根上に展望ドームの付いた食堂車、寝台車が3両の短い編成です。コーチは、日本のグリーン車相当のゆったりとしたリクライニングシートです。寝台車は、一両の中に3タイプが併設されていて、端から通路の両側に1人用の個室を配置したルーメット、片側通路に2人用の2段ベッドのベッドルーム、再び中央通路に戻り両側に日本の開放型A寝台そっくりのセクションがあります。個室には洗面台とトイレが付いています。私はルーメットに乗車しました。