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廈門大学

廈門の有名なお寺、南普陀寺は廈門島の南部、五老峰という山の麓にある唐代から千年以上の歴史のあるの名刹です。廈門大学に隣接しており、廈門駅(火車站)から市街地を経由する“廈大”行きのバスが終点に着く手前に、入り口が見えます。 まずはバスの終点まで乗って、大学の構内を散策します。

廈門大学前のバスターミナル 廈門大学

廈門大学は、文系から理系まで20学院(学部)58学科があり、学生数約3万人の総合大学です。キャンパスには緑が多く、日本の大学より整備が行き届いているように見受けられます。

 


南普陀寺

廈門大学のバスターミナルのすぐ横にある南普陀寺の門をくぐると、蓮の池が広がり、その向こうが天王殿です。天王殿の横にチケット売り場があった ことに、帰りに気付きました。入場券(拝観料)、3元を払わずに入っていました。

南普陀寺の入り口 山門の前にある蓮の池
南普陀寺の天王殿 大雄宝殿

南普陀寺は廈門島の南部、五老峰という山の麓にある唐代から千年以上の歴史のある名刹です。広大な敷地に、天王殿、大雄宝殿、大悲殿、蔵経閣などの堂塔伽藍がならんでいます。境内は、長い線香を掲げてお参りする善男善女であふれています。

南普陀寺の仏様 長い線香を持って中国式のお参り

石積みの台上に立つ大悲殿は1930年再建で、三重の屋根がそれぞれカーブを描きそり返った絢爛豪華な造りとなっていて、その中には千手千眼観音菩薩像が安置されて います。

     
大悲殿       蔵経閣

お寺の裏山の五老峰には数多く の刻石があり、中でも清の僧侶が書いたといわれる高さ4メートル、幅3メートル、金ピカの“”の題字は有名 だそうで、皆さんここで記念撮影をしています。果たして、本物の金箔を使っているのでしょうか。

     
仏様の前でお勤めをする僧侶       石に刻まれた“佛”の文字

岩の間の狭いところ抜け、木の根を避けながら階段をさらに登っていくと、展望が開け、廈門島の南西海岸を見渡せる場所に出ます。眼下には南普陀寺の境内や廈門大学のキャンパスが広がり、その向こうは海に横たわるコロンス島まで見渡せます。

眼下に南普陀寺 左前方は廈門大学 廈門市街地の向こうにコロンス島

この先、まだ急な登り坂が続いていますが、この風景に満足して、今来た道を引き返します。